住宅や土地といった不動産を購入した場合には、不動産の購入代金だけでなく、その他諸々の費用がかかることを知っていますか？

その費用は、一般的には、新築住宅で物件価格の3〜5％、中古住宅や土地購入で5〜10％といわれていますが、実際には個々の物件によって変動します。

いったいどのような費用が発生するかというと、以下のようなものがあります。

まず購入時に係る税金ですが、

1.印紙税　　不動産売買契約書や住宅ローン借入時の金銭消費貸借契約書などの契約書に必要となります。

2.登録免許税　　不動産を購入したら、通常登記が必要であり、登録のための税金です。この時に司法書士さんへの手数料も必要となります。

3.不動産取得税　土地や住宅の購入に対して係る税金です。

4.固定資産税・都市計画税　売主さんと不動産購入時に精算するため必要となります。

そして、不動産購入仲介手数料。

これは物件価格の3％＋6万円が上限となっています。

また、住宅ローンを借入れる場合は、

事務手数料、ローン保証料、団体信用生命保険料、火災保険料などが必要となります。

その他、引越し費用や家具購入費用等です。

これらは、原則、現金での支払いとなります。

不動産購入の予算を考える時は、物件購入費用以外にもこれらの諸費用が必要であるということも考慮したうえで、ゆとりのあるプランをお考えください。