6月になり、日中の温度が30度を超える日が出始めました。
夏本番も、すぐそこ。
蒸し暑い日との戦いになりそうです。
ところで、東大寺のすぐ近くで紫陽花が咲いている場所があるのをご存知でしょうか?
奈良公園内には国際会議などができる「奈良春日野国際フォーラム甍」という建物があるのですが、
その庭園に紫陽花が咲いているのです。
実は紫陽花は2000種以上の品種があります。
私は今回のブログを書くにあたって知ったのですが、2000種もあるのに加え、毎年新種が生まれているそうです。
調べてみると、花びらの色から形、華美なものからシンプルなものまで、多種多様で紫陽花のイメージが豊かになりました。
また、紫陽花の花びらだと思っていた部分は正確には花ではないそうです!
私が花だと思っていた部分は装飾花と呼ばれる「花びらのようなもの」であり、ガク片が変化した部分なんだと。
昆虫を引き寄せるために発達したそうです。
真の花の部分は中央部にあり、てまりの様に咲く、下図青色の紫陽花では装飾花に埋もれ目立ちません。
一方、下図白色のガクアジサイのタイプは花の部分が真ん中にあり、その周りを装飾花が囲んでいます。
この日は小雨が降っており、雨露に濡れた紫陽花が綺麗でした。
これから梅雨の季節も始まりますので、ぜひ雨の日のお散歩に紫陽花を探してみてください。