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土塀のある風景

奈良の風景といえば、土塀のある風景を思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか。

土塀とは、その土地の土を使って藁などいろんな材料と混ぜ合わせ、瓦を練り込んだりして表面に砂や漆喰を塗って作られるものだそうです。

高畑には、かつての新薬師寺や興福寺のものではないかと思われるものや、春日大社の社家としての土塀など、昔の土塀が土が剥き出しになった状態で残っていたりします。

この野ざらし土塀が、なんとも言えない趣を醸し出しています。

 

今でも、30センチほど土を掘り返すと、奈良時代のものと思われる黄土色の地層が見られるそうです。

 

これからの季節、いにしえに想いを馳せ、古都奈良の秋景色を楽しむのも一興かもしれません。

 

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